エリザベス女王一周忌 ~女王陛下のダイヤモンド・ジュビリー~

ライターPOINT DE VUE JAPON 編集部
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9月7日、一周忌を迎えられたエリザベス女王陛下。あらためて哀悼の誠を読者と共に捧げます。その色褪せぬ数々の功績、多くの人々から支持された生き方をご紹介します。
今回はエリザベス女王の記憶と共に歴史に残るジュビリーを振り返ります。

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2012年、女王陛下のダイヤモンド・ジュビリーを祝して350年振りに膨大な数の船が世界中から集合、そして豪華なセレモニーが行われました。それは王国が感動に震えた歴史の1ページです。
エリザベス女王は、歴史に残るべきこの日に備え、17-18世紀風に完全に装飾しなおされた王室船スピリット・オブ・チャートウェル号に乗船なさり、テムズ河を航行なさいました。

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ゴールドの天蓋の下には、赤いビロード張りの肘掛け椅子が女王の為に用意されていました。しかし、女王は一瞬たりとも、そこへお掛けになろうとはなさいませんでした。女王の傍らにはエディンバラ公、ウェールズ公コーンウォール公爵夫人、ケンブリッジ公ご夫妻、そしてハリー王子。そして王女のお乗りになった船の周りには、世界中から集まった千艘以上の様々な船がエスコートを勤めました。

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バターシーブリッジからタワーブリッジまでの11キロの水上パレードはまるでバレエの振り付けを見るようです。沿岸にはその模様を一目見ようと何時間も前から人々が重なりあう様に待ち受けました。
スペクタクルの模様は75分全行程の至る所で見る事ができ、艦隊に乗り込んだ2万人全員が旗を空高く掲げています。それは目も眩むような光景でした。そして同様の風景がこの歴史的な4日間の祝典を通して至る所で繰り広げられたのです。

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道路は車両通行禁止の措置がなされ、50万人以上の観光客が記念行事に参加し、水上パレードを見るためにロンドンの駅の構内に溢れました。テムズ河の両岸とも見物の場所を見つけるのは至難の業、開始の何時間も前からビールとサンドイッチを用意して場所を確保します。この日は朝から道路、歩道に陽気な人々が歌いながらそぞろ歩く姿が沢山見られました。その理由は、水上パレードの前にイギリス、そしてコマンウェルスの400万以上にも及ぶ人々が、ロンドンを始めとして全国各地で行われる路上パーティー、«ビッグ・ジュビリー・ランチ» に参加したからなのです。

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このピクニック・イベントの規模は想像もできないくらい大きなもので、各土地のコミュニティー、組合、ボランティア、一般市民達が何ヶ月もかけてその準備をして来たものでした。
ロンドンで最も大きな«ビッグ・ジュビリー・ランチ»は、ピカデリーで行われました。ロンドン市内には、50もの巨大スクリーンが、あちこちに配置され、水上パレードの模様を誰もがベストなコンディションで見物出来る様に配置されました。

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とうとう、待ちに待った水上パレードの始まりです。午後2時少し前に、空軍大尉の制服に青のガーター・サッシュを掛けたケンブリッジ公とアレクサンダー・マックイーンの深紅のドレス姿の美しいケンブリッジ公爵夫人が、アルバート・ブリッジのカドガン・ピアーに到着。騎兵連隊の市服姿のハリー王子と共にスピリット・オブ・チャートウェル号に乗船します。追って、悔軍の軍服姿のウェールズ公、エレガントなアイヴォリーカラーのスーツに身を包んだコーンウォール公爵夫人が合流しました。

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午後2時11分に、エリザベス2世とエディンバラ公がお姿を表しました。女王は、アンジェラ・ケリーが仕立てた金、銀、象牙のビーズ、そしてスワロフスキーのクリスタルで刺繍を施した白いシルクとオーガンジーの、ワンピースとコートをお召しになっていました。

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