世界の王妃 ウェディングアルバム ~スウェーデン・ヴィクトリア皇太子編~

ライターPOINT DE VUE JAPON 編集部
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世界の王妃の愛と感動に溢れたウェディングセレモニー、その至福の表情やドレスの美しい佇まい、今回は世界一美しい王室といわれるスウェーデン王室・ヴィクトリア皇太子のアルバムをお届けします。

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スウェーデンの国王、カール16世の長女で王位継承権2位のヴィクトリア皇太子は、イェール大学で政治学を学び、卒業後は国連や軍で手腕をふるった才女。2010年6月19日、彼女のパーソナルトレーナーを務めていたダニエル・ベストリングとストックホルム大聖堂にて挙式されました。

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1100近くの招待客の中にはヨルダン国王夫妻、日本の皇太子(現天皇陛下)、モナコ大公夫妻、ウェセックス伯爵夫妻などが招待されています。

馬車に乗ってのパレードで、ヴィクトリア王太子はスウェーデン人デザイナー、パール・エングスヘデンによるドレスを身に纏いました。

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デコルテラインを美しく演出したシンプルで上品なデュシェス・サテンのドレスは、5メートルのトレーンが配されています。シルヴィア王妃が結婚式で着用したカメオがあしらわれたティアラがひと際輝いていました。また11段のウエディングケーキは、見応えのあるものでした。

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1980年の法改正で王位継承権が男女平等となったことから、3弟妹の長女であるヴィクトリア王女が時期国王に一番近い地位になったため、彼女の結婚は誰しもが気にかけるところでした。
そして、運命の出会いは1996年、ヴィクトリア皇太子が重責による拒食症を患い、体を鍛えるために通い始めたジムでのことでした。担当トレーナーであったダニエル王子は、ヴィクトリア皇太子を特別扱いすることなく温かく寄り添い、ふたりは交際をスタートしました。
しかし、カール16世グスタフ国王が猛反対。しかし二人は交際を続け“王室の一員になるためにマナーを全てマスターしたら、結婚を認める”という提案を国王から受け努力を重ねました。

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交際から8年後の2009年に婚約し、晴れて2010年に結婚となりました。今や、スウェーデン王室で大人気のヴィクトリア皇太子とダニエル王子。ヴィクトリア皇太子はその思想やライフ・スタイルにおいて、ヨーロッパの若いプリンセスたちの絶大な信頼を集めています。子供たちのための慈善団体基金や、慢性疾患の子どもたちへのレクリエーション活動など、ボランティアにも積極的です。
ヴィクトリア皇太子が王位を継承すれば、1700年代以来、スェーデンでは初めての女王誕生となります。

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