天皇陛下は海外でも評価が高い!過去の海外訪問実績や各時代の天皇陛下の評価を紐解いていきます

ライターPOINT DE VUE JAPON編集部
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日本の皇室は、国の象徴として多くの国民の支持を得ています。そして天皇陛下をはじめとする皇室のメンバーは、日本国民の注目と敬愛の的です。

ところで日本の皇室は、海外からはどのように評価されているでしょうか?国内と同じように、国外からも敬意と尊敬の目で見られているのでしょうか?

ここでは日本の皇室が海外からどのように評価されているかについて、紹介しています。

天皇陛下は海外でも高い評価を得ている!

天皇陛下は、世界に唯一残る「エンペラー(Emperor)」と呼ばれる存在です。エンペラーは、国王よりも格の高い存在とされています。そのためかどうかはわかりませんが、日本の皇室は、世界中でも高い評価を受けています

特に日本の国内外の文化や歴史に対する保護者として、さらに日本の伝統的な文化を継承し発展させていくための努力が、高い評価の理由です。

天皇陛下が海外で高く評価される理由

天皇陛下は、前述のとおり世界中できわめて高い評価を受けています。この理由を具体的に表すと、下記の3点に集約可能です。

日本そのものへの評価

日本は美しい自然や文化を保持する国であり、同時に優れた科学技術や経済力の強さを誇る国であることが、世界中に知られています。また、日本は歴史的にも長い伝統や文化を誇っており、それゆえに多くの人々は日本のことを魅力的な国だとみなしています。

このような日本そのものに対する高い評価と深い敬意は、日本の象徴である天皇陛下の評価にも、大きな影響を与えています。

日本の歴代天皇の文化的・道徳的評価

歴代の日本の天皇の文化的・道徳的な側面も天皇陛下が海外で高く評価される理由のひとつとなっています。

日本の歴代天皇は、文化的な伝統や道徳的な価値観を引き継ぎ、それらの保護者・擁護者として優れたリーダーシップを発揮してきました。単に引き継いだだけでなく、より良い新しい慣習を取り入れ古い文化に組み込んで、新しい伝統として発展させています。

歴代の天皇によって作られたこの文化的なイメージは現在も引き継がれていて、現在の天皇陛下に対する高い評価にも影響しています。歴代の天皇によって作られたこの文化的なイメージは現在も引き継がれていて、現在の天皇陛下に対する高い評価にも影響しています。

天皇陛下本人による積極的な海外交流

天皇陛下ご自身による積極的な海外交流も、日本の天皇が海外で高く評価される理由のひとつです。天皇陛下はまだ皇太子であったときから、国内外の文化や人々に対して関心を持ち、理解を深めるために多くの海外旅行や国際会議などに参加しました。

この多彩な活動が天皇陛下ご自身の魅力的なキャラクターとあいまって、天皇陛下は国内外の人々の高い評価を勝ち得ています。

天皇陛下の海外訪問実績

天皇陛下は世界の各国との友好を目的として、下記のとおり海外のさまざまな国を御訪問されています。直近の海外御訪問のうち主要なものを紹介します。

なお、現在の天皇陛下は2019年(令和元年)に即位されたため、それ以降の2022年(令和4年)イギリス訪問だけが現在の天皇陛下によるものです。

それ以前の御訪問は、退位されて現在は上皇の地位にある、先代の天皇陛下によるものです。

2022年イギリス訪問

天皇陛下は、2022年(令和4年)5月9日から13日の5日間、イギリスを訪問されました。イギリスではさまざまな要人と会談すると共に、歴史的・文化的な遺跡や施設を訪ねたり様々なイベントに出席したりして、現地の人々との交流を深められました。

2017年ベトナム訪問

上皇・上皇后陛下(当時の天皇・皇后陛下)は2017年(平成29年)2月28日から3月2日の3日間、当時の皇后陛下と共にベトナムを訪問されました。

ベトナムでは当時の大統領と会談すると共に、第二次大戦後ベトナム独立戦争に参加するため現地に残留した日本兵とベトナムの婦人の間に生まれた、日系ベトナム人たちと会いました。

ベトナム戦争当時の枯葉剤の影響で結合胎児の一方として生まれ、日本で分離手術を受けたドクさんにも面会しました。

2016年フィリピン訪問

上皇・上皇后陛下(当時の天皇・皇后陛下)は2016年(平成28年)1月26日から30日までの5日間、フィリピンを訪問しました。

フィリピンでは当時のアキノ元大統領と会談すると共に、フィリピン国立博物館を訪問したり、マニラから約80km離れた山中にある日本人戦没者の慰霊碑を訪れたりしました。

2015年パラオ訪問

上皇・上皇后陛下(当時の天皇・皇后陛下)は、2015年(平成27年)4月8日から9日にかけて、パラオ共和国を訪問されました。

御訪問の目的は戦没者の慰霊と平和への祈りです。現地では、パラオ共和国大統領御夫妻・ミクロネシア連邦大統領御夫妻・マーシャル諸島共和国大統領御夫妻と会談されました。

それと共に、ペリリュー島に日本政府により建立した「西太平洋戦没者の碑」や「米陸軍第八十一歩兵師団慰霊碑」へ御供花の目的で訪問されました。

令和天皇即位の儀に対する海外の反応

前天皇明仁の退位に伴い、2019年5月1日(令和元年)に現天皇徳仁が天皇に即位し、数か月に渡って一連の儀式から構成される「即位の儀」が行われました。

儀式の中心になる、11月22日「即位正殿の儀」には各国の政府王室関係者も招待され、太古の時代にルーツを持つきらびやかな儀式を見守りました。

儀式は海外の出席者にも強い印象を残し、特に「歴史」「厳粛さ」「伝統」に言及するものが多かったです。

カザフスタンの前大統領は「 高御座(たかみくら) の高さと装飾は日本の古代の文化と歴史を感じさせる」、バチカンの枢機卿は「完全な沈黙の中で始まり、厳かな儀式で感銘を受けた」というコメントを残しました。

また、これと同時に儀式を運営する側も各国から高い評価を受けました。日本の接遇に対して、その「正確さ」「規律性」「心遣い」を評価する声が非常に高く、出席者に強い印象を与えた模様です。

日本皇室とイギリス王室との深い関係とは

日本の皇室とイギリスの王室の間の交流は、1869年年(明治2年)にビクトリア女王の次男であるアルフレッド王子が来日したときから始まりました。

そして両者の関係は、第二次世界大戦の時代を除き、長く強固で親密です。日本の皇室とイギリスの王室は互いに大きな敬意を払っており、何回もの正式な訪問を繰り返しています。

中でもイギリス王室から大きな影響を受けたのは、昭和天皇です。昭和天皇が皇太子だった時代、ヨーロッパ外遊中に滞在したイギリス王室の様子に強い印象を受けました。

昭和天皇にとって特別な思い出となったのは、英国皇太子(後のエドワード8世)と共に、当時の国王ジョージ5世から立憲君主の心得を教わったことだそうです。

昭和天皇は、帰国したのちジョージ5世を「第二の父」と呼び、生活スタイルをすっかり西洋風に変えてしまいました。

第二次世界大戦後も両者の親しい関係は続きます。エリザベス女王の戴冠式には当時皇太子であった現在の上皇陛下が出席し、女王の葬儀には即位して間もない現在の天皇・皇后陛下が出席されたほどです。

また日本の皇室のメンバーは、学業の仕上げとして海外に留学する際に、多くがイギリスの学校を選びます。現在の天皇陛下も若いころイギリスのオックスフォード大学に2年間留学されていました。

一方エリザベス女王の夫君であったフィリップ殿下も、生前、折に触れて何度も日本を訪問しました。

日本の皇室とイギリスの王室の間の親密な関係は、若い世代にも続いています。2019年(令和元年)にはハリー王子がメーガン夫人と共に、日本を訪問しました。

この強固な関係は、日本とイギリス二国間の親密な結びつきを示す象徴とされ、両国の文化面・外交面の歴史の大切な一部であると考えられています。

各時代の天皇陛下の海外での評価

天皇陛下はそれぞれの時代の象徴です。それぞれの天皇の活動や人となりも、海外からの評価に関係しています。

ここでは昭和・平成・令和の3代の天皇の海外からの評価に関して、簡単に紹介します。

昭和天皇

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昭和天皇は、第二次世界大戦後の日本の再建と経済成長の象徴です。昭和天皇が国際社会に日本が復帰して平和の面で貢献を果たさなければいけない時代に、多くの海外訪問を行ってそれに貢献したことも評価されています。

しかしその一方で、昭和天皇は第二次世界大戦の悪夢そのものの象徴でもあると評価する見方もあります。そのため戦争が大きな惨禍を世界中にもたらす前に、平和に向けてもっと強い指導力を発揮するべきだったと批判される場合もあります。

平成の天皇(現上皇陛下)

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平成が終わってからまだわずかな年月しか経っていないのですが、上皇陛下が妃殿下と共にさまざまな自然災害の被災者へ慰問を行った際の親身な態度や、強い意思を持った平和主義者としての側面を伝えている海外メディアもあります。

それらの活動に陛下自身のお人柄も加わって、多くの日本国民から尊敬されていることは、既に海外に伝わっています。

それと同時に、平成時代の日本は経済成長と安定を享受していたと広く受け止められています。海外の人々にとって、上皇陛下は多くの日本国民に慕われる、継続と安定のシンボルでもあるのです。

今上天皇

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令和の時代になってからまだ日があまり経っていないので、具体的な海外での今上天皇の評価は定まっていません。しかし一般的に天皇は国内外から敬意を表される存在です。また天皇陛下が良き家庭人であると同時に、皇太子時代から父君である上皇陛下にならってさまざまな活動に励んでこられたことは、多くの日本国民に知られています。

令和時代はこれから進展していくので、天皇陛下に対する具体的な海外の評価はこれから固まっていくものと考えられます。そして今上天皇は新しい時代の天皇として、新時代に向けた期待が寄せられているのも事実です。

天皇陛下以外の皇室の方々も海外交流に積極的

皇室の海外交流は天皇陛下を中心に取り組まれていると思われがちですが、天皇陛下以外の皇室メンバーも、海外交流に積極的に取り組んでいます。

それぞれの皇室のメンバーも海外親善のために海外の御訪問に行かれ、また国内においてもさまざまな国際交流団体に、皇族の方々が関係しておられます。

現在の上皇陛下が天皇であった平成時代には、当時の皇太子殿下(現在の天皇陛下)は、国際的な文化交流や人道支援に取り組んでおられました。

天皇家についてもっと知りたい方はこちら

日本の皇室は、日本の人々に愛されているだけではありません。世界中の王室とさまざまなネットワークがあり、また世界中から高い評価を受けています。

令和の時代になって、新しい天皇陛下が即位しました。新しい皇后の雅子様は、外交官の出身です。

雅子皇后は長い間体調を崩して公的な活動は控えていましたが、体調もよくなりつつある今、天皇陛下と共にさまざまな国際交流活動に従事されるでしょう。

もっと日本の皇室について知りたい場合は、是非当サイトで紹介されている記事を読んでみてください。

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