エリザベス女王は長年に渡り、イギリス王室の象徴として活躍してきた人物です。
イギリスの女王としての姿は知っているものの、一体どんな服や靴を身に着け、どんなものを好んでいるかを知る機会は少ないのではないでしょうか。
本記事では、エリザベス女王が愛用していた靴のブランドにフォーカスしました。
それだけでなく、イギリス王室が認定したブランドについてもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
エリザベス女王が愛用していた靴のブランドって?
Embed from Getty Imagesエリザベス女王はお気に入りのブランドにこだわっており、以下のブランドを愛用していました。
- アネーロ&ダビデ
- ロジェ・ヴィヴィエ
後述しますが、アネーロ&ダビデはエリザベス女王が50年以上愛用するブランドとして有名です。
ロジェ ヴィヴィエはエリザベス女王が戴冠式で履いた靴をデザインしたブランドとしてより一層注目を浴びることになりました。
ここからさらに、エリザベス女王が愛用した靴のブランドについて深掘りしていきましょう。
エリザベス女王が50年以上愛用している靴とは
Embed from Getty Imagesエリザベス女王はひとつのブランドの靴を50年以上愛用しているそうです。
ここからは、エリザベス女王が50年以上寄り添った靴のブランドについて深掘りしていきます。
エリザベス女王のことをまたひとつ知れる内容となっていますので、ぜひご覧ください。
アネーロ&ダビデ社の靴を愛用
エリザベス女王が愛用している靴はアネーロ&ダビデ社で作られています。ビートルズやマリリン・モンローも愛用していたことで知られる世界的なブランドです。
実はエリザベス女王は50年以上、同じ靴を履いており、その靴はすべてアネーロ&ダビデ社が製造したものです。
50年履き続けているとお伝えしましたが、厳密にいうと色や素材は異なり、デザインがすべて一緒の靴を履き続けています。
色は黒・白・ベージュ・茶色などのラインナップがあり、素材は羊革からエナメル素材、ワニ革と様々あります。
すべてオーダーメイドで作られている
エリザベス女王が愛用しているアネーロ&ダビデは既製品の取り扱いはなく、すべてオーダーメイドで作られています。
足の寸法を測定し、100%手作りで生産されており、エリザベス女王の公務のサポートに貢献しています。
エリザベス女王が戴冠式で履いた靴のブランドは?
Embed from Getty Images戴冠式は国王が即位したあとに、聖職者から公式に王冠を受け、王位への就任を宣明する儀式です。つまり、国王になる人物にとって一生に一度の大イベントです。
そんな大切な儀式に、エリザベス女王がどんな姿で登場したかは気になるところですよね。
全身を美しいドレスで纏っていたことは有名ですが、靴に注目した人はそう多くはないのでしょうか。
ここからは、エリザベス女王が戴冠式で履いた靴についてご紹介していきます。
ロジェ ヴィヴィエ社がデザイン
Embed from Getty Imagesエリザベス女王の戴冠式という大切な儀式で履いた靴のデザインを担当したのは、現在も多くのセレブに愛用されているロジェ ヴィヴィエです。
ロジェ ヴィヴィエ社は1937年にフランスでロジェ ヴィヴィエが創立したブランドで、現在も人気ブランドとしての地位を確立しています。
女王の戴冠式は立ったまま3時間ほどの時間を要するものでした。そのため、長時間立っていても問題ないような快適な靴を作る必要があります。
かつ、女王にふさわしい華やかなデザインにする必要があったため、見事戴冠式にマッチした靴を作り上げたロジェ ヴィヴィエはより注目を浴びたことでしょう。
デルマン社が製造
エリザベス女王の戴冠式の靴は、ロジェ ヴィヴィエがデザインを行い、実際に製造を担当したのはイギリスのシューズメーカーであるデルマン社です。
1919年、ハーマン・デルマンが創立したブランドで、マリリン・モンローやジャックリーン・ケネディーをはじめ、多くのセレブに愛用される歴史あるブランドです。
ルビーがあしらわれた靴だった
エリザベス女王の戴冠式において、靴はドレスなどにも負けないくらい華やかである必要がありました。
ロジェ ヴィヴィエはこの日のためにレザー性でゴールドという華やかな色に、ルビーが散りばめられたデザインの靴を作成しました。
デザインは戴冠式当日まで秘密にされていたそうですが、ロジェ ヴィヴィエはフランスにあるシャルトル大聖堂のバラ窓で、女王の王冠にも使用されているフルール・ド・リス(アイリスの花をモチーフにした紋章)を取り入れたそうです。
エリザベス女王の靴のヒールの高さは決まっていた
Embed from Getty Imagesエリザベス女王の靴のヒールの高さは約5.08センチと決まっているそうです。
どんな人にも靴を選ぶ基準はあると思いますが、エリザベス女王は「デザインがシンプルであること」「履き心地」「足をサポートしてくれること」の3つを大切にしています。
エリザベス女王にとって、5センチ程度のヒールが最も履き心地がよく、足のサポートをしてくれるのでしょう。
靴はすべてアネーロ&ダビデのオーダーメイドですので、職人が毎回ヒールの高さを調節して作っていると考えられます。
新しい靴を履く前に履き込みを担当するスタッフがいる
エリザベス女王が靴を新調する際、いきなり新しい靴を履くことはなく、宮殿には女王の靴を履きならす専門のスタッフがいます。
女王が公務を行う際、「靴ずれで足が痛いから歩けない」とは言えませんよね。
かかとのあるフォーマルなヒールを履くことが多いため、靴ずれや足の豆などは避けなければなりません。
そのため、エリザベス女王が靴ずれなどを気にせず公務に集中できるよう、専門のスタッフが事前にコットン製のソックスを履いてカーペットの上を歩き、履き慣らすそうです。
英国王室御用達のロイヤルワラントにはどんなブランドがある?
ここまで、エリザベス女王が愛用した靴のブランドについてご紹介してきました。
しかし、イギリス王室では「ロイヤルワラント」というイギリス王室御用達のブランドがいくつか存在します。
ここからは、ロイヤルワラントの一部である以下のブランドについてご紹介していきます。
- バーバリー
- バブアー
- ジョンストンズ
- ロウナー
- ハンター
上記のブランドはロイヤルワラントとして、イギリス王室のメンバーから長く愛用されているブランドです。
日本でも見かけるブランドも多いため、興味があればぜひ手にとってみてください。
バーバリー
最初にご紹介するのはイギリスの代表的ブランドでもあるBURBERRY(バーバリー)
です。
1856年にハンプシャー州ベイジングストークにて、トーマス・バーバリーが創立したブランドで、トレンチコートやタイロッケンコートが有名です。
ファッション性だけでなく機能性が高いアイテムを多く展開しており、中でも防水性と耐久性に優れたギャバジン素材のコートはイギリス軍にも採用されています。
1919年にジョージ5世からロイヤルワラントの認定を受け、1995年にはエリザベス女王、1989年にはチャールズ皇太子の合計3名から認定を受けています。
バブアー
次にご紹介するのはアウトドアブランドであるBarbour(バブアー)です。
1870年に創立され、乗馬やハンティング、フィッシングといったイギリス上流階級のアウトドア・ライフスタイルを体現するブランドで日本でも定番となっています。
エリザベス女王・エジンバラ陛下・チャールズ皇太子の3名からロイヤルワラントの認定を受けており、大戦中のイギリス軍でも採用されるほどの機能性を誇ります。
1960年にはイギリスの映画監督であるスティーブ・マックイーンがライダースジャケットを着用したことが話題となりました。
ジョンストンズ
次にご紹介するのはスコットランド最古の生地メーカーであるJOHNSTONS(ジョンストンズ)です。
ジョンストンズは1797年に創立され、スコットランドで唯一、生地から完成品まで自社工場で一貫生産を行っているメーカーです。
ジョンストンズは靴や衣類ではなく、小物が人気のブランドで、プリンス・オブ・ウェールズ殿下よりエステートツイードの製造者としてロイヤルワラントの認定を受けています。
メイド・イン・スコットランドのものづくりにこだわっており、中でもカシミア100%のストールは幅広い層からの人気を獲得しています。
ロウナー
次にご紹介するのは老舗レザーバッグブランドであるLAUNER(ロウナー)です。
1960年代にロイヤルワラントに認定され、エリザベス女王お気に入りのブランドとして有名になりました。
特に、「Royale(ロイヤル)」というモデルはエリザベス女王最後の公務まで連れ添った特別なモデルです。
熟練の革加工技術により作られたフラップデザインが特徴的で、女王の細かい要望に応えたオーダーメイドのバッグです。
ハンター
最後にご紹介するのは長靴やレインブーツで有名なHUNTER(ハンター)です。
1956年にアメリカ人実業家であるヘンリー・リー・ノリスが創業し、スコットランドのエジンバラに工場を建て、ゴム製ブーツメーカーとして有名になりました。
イギリス王室だけでなく、ニックウースター・ケイトモス・ニコールリッチー・アンジェリーナジョリーといったファッショニスタからも愛されています。
エリザベス女王とエディンバラ公からロイヤルワラントに認定されており、限定モデルや人気ブランドとのコラボアイテムも人気となっています。
英国王室のファッションはサステナブル
2023年現在では、サステナブルな取り組みが注目されています。イギリスは兼ねてからモノを捨てることなく、大事に使い続ける価値観が根付いています。
イギリス王室ではサステナブルなファッションを意識しており、王室メンバーはそれぞれ同じ服を着回したり、素材にこだわったりとそれぞれができることを実行しています。
例えばエリザベス女王は、以前はゴージャスなリアルファーを着用されていましたが、2019年には「今後の公務においてリアルファーは着用しない」と発表し、以降はイギリス国内でフェイクファーが人気になったそうです。
他にもキャサリン妃・ダイアナ元妃・チャールズ皇太子などは同じ衣装を何年も着続けたりと、サステナブルな意識を持って公務にあたっていることで有名です。
英国王室の情報について知りたいなら
本記事ではエリザベス女王が愛用している靴のブランドや、他のイギリス王室のメンバーが愛用しているブランドについてご紹介しました。
王室メンバーなだけあり、身に付けているものはすべて一流のファッションブランドのもの。
ですが、サステナブルな取り組みもしっかりとされており、それぞれができることを実行しながらファッションを楽しんでいることがわかります。
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