カミラ王妃とダイアナ元妃 ~過去の因縁と期待のこれから~

ライターPOINT DE VUE JAPON 編集部
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カミラ夫人は、1947年7月17日生まれの、75歳のプリンセスであられます。
お家柄はというとロンドン生まれで、父はイギリス陸軍将校を離れ、何を考えたのかワイン商に転じた、少し変わり者のブルース・シャンド英国陸軍少佐と、ロザリンド・モード(三代目のアシュコーム男爵ローランド・キュービックの娘)との長女として生まれています。

ダイアナ元妃が幼い頃、母が知人の男とパリに駆け落ちした知人の男性が実はカミラ大人の親戚にあたる人になり、カミラ夫人とダイアナ元妃との因縁の深さには驚いてしまいます。

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カミラ夫人とチャールズ皇太子との出会いは、ダイアナ元妃とチャールズ皇太子とが出会う前から続く仲で、当時交際中、一向にチャールズ皇太子がカミラ夫人に結婚を申し込まないので、カミラ夫人はチャールズ皇太子を諦め、1972年当時イギリス社交界では人気のあった騎兵大尉のアンドリュー・パーカー・ボウルズと結婚します。そもそもチャールズ皇太子の数多い恋の遍歴で、カミラ夫人との出会いから歯車が狂い始めたのでした。

ダイアナ元妃の結婚前から、チャールズ皇太子とカミラ夫人のことはバッキンガムの中では誰1人知らない人はいないほど、カミラ夫人は公に知られていた不倫相手であり愛人でありました。
真偽のほどは分かりませんが、ダイアナ元妃は結婚前にはカミラ夫人のことは誰からも知らされていなかったと言われており、イギリス王室の暗い部分が見え隠れしています。

更に不思議なことに、ダイアナ元妃と結婚する事を当時のチャールズ皇太子は、1番にカミラ夫人に相談したと告白し、カミラ夫人は≪いいじゃない、お似合いよ≫と答えたと言われています。

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ダイアナ元妃の惨劇の遠因の一つに、夫チャールズ皇太子とカミラ夫人との愛人関係にあったことは事実であり、ダイアナ元妃が直接カミラ夫人に別れて欲しいと連絡したり、一時は精神的に病み、自殺未遂まであったと報じられています。

婚約発表当時、イギリスBBCの記者の直撃インタビューで、ダイアナ元妃に≪チャールズ皇太子を愛しておられますか?≫と尋ねると、ダイアナ元妃は少し恥じらいながら、勿論!と応えチャールズの方を見つめ、記者がチャールズ皇太子に同じく≪殿下も?≫と問いかけると、チャールズ皇太子は臆すことなく、愛には色々あるからね!と応え、ダイアナ元妃はお気の毒に一瞬唖然とした暗い表情になり、記者も後の言葉が続かず、ただならぬムードとなりました。

結婚後何年も経ってから、カミラ夫人とダイアナ元妃が友人のパーティーで偶然に出会った時、ダイアナ元妃がカミラ夫人を見つけ近寄ると、突然カミラ夫人に≪貴方、夫と陰で付き合ってるのは知ってるのよ!別れてちょうだい!≫と興奮気味に迫ると、≪貴方は結婚してお子さんにも恵まれ、世界の注目も一身に集め、全てを持っていらっしゃるのにまだ何か足りないの?≫と返し、ダイアナ元妃は≪そう!夫が必要なの!≫と応酬したと伝えられています。

皇太子妃殿下が夫の愛人に人前も憚らず直撃に詰問し、愛人カミラ夫人も堂々と言い返す、この修羅場は想像しただけでもおぞましい限りの出来事。イギリス王室の愛憎劇の凄まじさと、元妃ダイアナのどうしようもない心情の切迫感が痛々しく伝わり同情してしまいます。

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ダイアナ元妃が、チャールズ皇太子にカミラ夫人とは別れて欲しいと何回も哀願するも、チャールズ皇太子は≪イギリス王室史で、1人も愛人を持たなかった皇太子にはなりたくない≫と応えたと告白しています。
世間のこと、特に王室の事は何も知らないままで王室に嫁ぐことの気構えや覚悟も、両親と離れての生活、誰からも教えられることもなく20歳のシンデレラダイアナ。ひたすらチャールズ皇太子を信じ、夢を見ていたダイアナが切なく、痛ましくさえ思われてなりません。

ダイアナ元妃が2人の愛したお子様を残し突然の不慮の死、イギリス王室最悪時代が暫く続き、チャールズ皇太子のカミラ夫人との再婚の希望は、エリザベス女王もチャールズ皇太子に何度となく諭し、結婚式にいたっては最後まで反対。
ヘンリー王子も、カミラ夫人とは再婚しないでと父に訴えていました。そんなエリザベス女王陛下の反対にも拘らず、2人は再婚してしまいます。

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再婚当時暫くは、カミラミ夫人もエリザベス女王陛下やチャールズ皇太子の家族にも気兼ねされ、公の場には遠慮されていました。

その間カミラ夫人も努力なされ、徐々にバッキンガム宮中でも人柄が認められるようになり、エリザベス女王陛下在位70周年記念式典の日に、故エリザベス女王はカミラ夫人を、今までは正式なチャールズ皇太子妃ではなく配下であったが、チャールズが国王になったらチャールズ3世国王妃殿下とすると、声明を発表されました。それをカミラ夫人に伝えられると、光栄に思い感謝いたしますと応えています。

エリザベス女王陛下が崩御された今日、カミラ配下ではなくチャールズ3世イギリス国王妃殿下になられ、その立場と権力を担い、王室での存在感は益々色濃くなるものと思われます。チャールズ国王御一家との関係や国王妃殿下のご家族との関係に、どんな新しい複雑な人間模様が始まるのか、不安と期待を抱きイギリス国民は王室の今後見守っています。

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