世界の王妃 ウェディングアルバム ~イギリス・キャサリン妃編~

ライターPOINT DE VUE JAPON 編集部
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世界の王妃の愛と感動に溢れたウェディングセレモニー、その至福の表情やドレスの美しい佇まい、今回はイギリス・キャサリン妃のアルバムをお届けします。

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キャサリン・マジックのマリアージュは、伝統を重んじるイギリス王室に新鮮で自然体の風をなびかせ、その爽やかな結婚式には国民ならず世界中から歓声が上がりました。お二人は、故ダイアナ元妃が結婚式で使用した馬車に乗り、眩しいばかりの笑顔で登場しました。

ウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンの婚礼は、2011年4月29日にロンドンのウエストミンスター寺院で執り行われました。新郎のウィリアムはチャールズの長男、イギリス王位継承順位第2位。新婦のキャサリン・ミドルトンは、バークシャーバックルベリーのマイケル・ミドルトンとキャロル・ミドルトンの3人の子供の長子です。現在では、三児のママとして育児に奮闘中。

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ウィリアム王子がキャサリンにプロポーズした際は、母ダイアナ元妃のサファイアの婚約指輪を贈り、結婚式の日には、キャサリンはウェルシュ・ゴールド(ウェールズ産の金)の結婚指輪を受け取られました。

約8年に及ぶ愛を実らせた二人がこだわったのは「ローカル&オーガニック」。ウエストミンスター寺院に初めて飾られた緑樹や、キャサリン妃が幼いころに住んだ村の住人が招待されたことがその象徴でした。

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ウエディングドレスはアレキサンダー・マックイーンのアーティステック・ディレクター、サラ・バートンによるデザインで、「英国の伝統と新しさを兼ね添えたドレス」とのオーダーでした。2.7mのトレーンや異例のダウン・スタイルのヘア、夜のプライベートパーティ用に1着作った以外、基本この1着で通しました。今までにないフレッシュな式をお二人で演出されています。ダイアナ妃の時のウエディングとは対照的なウエディングですが、国民からは絶大な感心が集まりました。
キャサリン妃のウエディングドレスは、ヴィクトリア朝のファッションにインスパイアされたコルセット使い。アレキサンダー・マックイーンが最も得意とするディテールで、ドレスも細いウエストを強調すべく腰回りに少しパッドを足してフォルムを作りだしています。花が咲く姿をイメージして、スカートがデザインされています。

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アンダースカートには、レースのチュールがシルエットをサポートしています。ブライズメイドのピッパ・ミドルトンが姉のトレーンを持ち上げたとき、スカートを膨らませているアンダースカートの存在をチラリと垣間見ました。

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この日のティアラは女王からお借りしたものです。エリザベス女王はカルティエによるこのヘイロウ・ティアラを18歳の誕生日に贈られました。元々はエリザベス女王の父親であるジョージ6世が妻のために購入したもので、「ヘイロウ(光の輪)」の名にふさわしく、およそ1000個のダイヤモンドが埋め込まれている豪華なティアラです。
イヤリングは両親からの贈り物で、ミドルトン家に与えられた新しい家紋から、どんぐりとオークの葉のモチーフを使ったイヤリングでした。デザインは、イギリスのジュエラー、ロビンソン・ペラムによるものです。

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ヴェールは、王立刺繍学校による花の縁取りが施され短めのヴェールに長いトレーン。トレーンの長さは約2.7メートルで、ダイアナ妃のウエディングドレスの時は、トレーンが長く、ウェストミンスター大聖堂に向かう馬車に乗るときに押し込んでシワができてしまったそうですが、キャサリン妃のトレーンはその必要はありませんでした。ブライズメイド&ページボーイには、4人のブライズメイド&2人のページボーイが付きました。

多くの花嫁はホワイトカラー、それもどちらかの色にこだわるのですが、キャサリン妃のドレスは2色の白とアイボリーの両方の生地が使用されていました。生地は、なめらかな張りのあるシルクを使っています。デザイナーであるバートンは、ドレスの内側に幸運を呼ぶブルーのリボンも縫いつけました。
レースの襟と長い袖のデザイン、グレース・ケリーのウエディングドレスと比較されるキャサリン妃のドレスでしたが、エリザベス女王のウエディングドレスとも似ています。

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身頃部分の精巧なアップリケを作るため、英国王立刺繍学校はフランスの最高級レースやソフィー・ハレット社のシルク・チュールを使用。モチーフは、クローバー、バラ、ユリで、職人が形を切り抜き、布に縫いつけられています。他にも、ソルスティス社とクルーニー社のレースが使用されています。
ハイヒールは特注でアレキサンダー・マックイーンのアイボリーのサテンに英国王立刺繍学校が手刺しゅうのレースを縫いつけました。公式の声明によると、キャサリン妃が望んだのは「アレキサンダー・マックイーンの仕事を特徴づける芸術的なビジョンによって、伝統と現代性を融合すること」だったとされます。

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披露宴にはもう1着のドレスが用意され、同じくマックイーンによるものでドレスは円形のスカート、ウエストのクリスタルの飾りが特徴的、そして、ボレロを羽織るといった装い。

庶民的で飾らない美しさを持つキャサリン妃は、そのお人柄から英国はもとより、世界中で愛されるプリンセスになられています。ファションセンスは、常にパーフェクトで、今では世界中の女性のアイコン的な存在です。
同年代のヨーロッパの王妃の中でも常にトップクラスの注目度で、ファッション雑誌ではキャサリン妃の写真が載らない雑誌はないほどの絶大な人気となっています。

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