世界の王妃 ウェディングアルバム ~スペイン・レティシア王妃編~

ライターPOINT DE VUE JAPON 編集部
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世界の王妃の愛と感動に溢れたウェディングセレモニー、その至福の表情やドレスの美しい佇まい、今回はスペイン王室・レティシア王妃のアルバムをお届けします。

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レティシア王妃は、イギリス王室のキャサリン妃と比較されることが多く、民間出身ということもありファッション感覚も一般市民に近いオシャレ感があります。
2014年6月、スペイン新国王であるフェリペ6世の即位に伴い、レティシア皇太子妃はスペイン王室の新王妃となりました。国民から愛され世界中から注目されるファションリーダー的な存在です。

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人気ジャーナリストとしてイラク戦争を取材した経歴の持ち主、2001年には30歳以下のジャーナリストに贈られるLarra賞を受賞。レティシアの災害現場でのリポートを見た現国王フェリペ6世が一目惚れし、正式に交際がスタートします。
しかし、ハプスブルク家からブルボン家と名門によって継承されてきたスペイン王室にとっては初の民間出身者。そしてレティシア王妃に離婚歴があったことから前国王夫妻は結婚に猛反対でした。

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そんな両親にフェリペ6世は「彼女と結婚できないなら王冠を捨てる」とまで断言し愛を貫きました。フェリペ6世は長身で、ヨット選手としてオリンピック出場経験のあるスポーツマン。モデルや貴族令嬢交際も噂された人気のプリンスでした。

2003年春に交際がスタートし、同年11月1日フェリペとの婚約が発表されました。
「どのくらい彼女を愛しているかということをお伝えできて嬉しい。人生を分かち合える女性です」と語った皇太子。レティシアも「希望と責任感と使命をもってスペインのために尽くします」と述べ、世論調査で国民の90%が好意を示しました。スペイン女性が皇太子妃となるのも19世紀末のマリア妃以来の出来事でした。

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2004年5月22日、フェリペ皇太子と結婚したレティシア皇太子妃。彼女が着用したドレスはスペインの大御所デザイナー86歳(当時)のマヌエル・ぺルテガスのデザイン。
キャリアウーマンであったレティシアの知性を生かす大人婚ドレスは、上品で知的なスタイル。胸もとからネック・ラインにかけてのシャープなVカットが美しくデコルテを演出。
そして、膝下から裾にかけて、中央に三角形状に金糸の刺繍が施されています。約4.5メートルのトレーン、3mのベールがとてもエレガント。

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マドリッドのサンタ・マリア・ラ・レアル・デ・ラ・アルムデナ大聖堂にて、ロイヤルウエディングらしい結婚式が執り行われ、二人を見るために数万人が集まり、2,500万の人々がテレビで式を見守りました。

その後、2005年10月31日に長女レオノール王女が誕生、2007年4月29日次女ソフィア王女が誕生しています。教育熱心なレティシア王妃、二人の女の子を授かり家族の愛に溢れた生活をされています。
2014年、40年間国王を務めたファン・カルロス1世が退位し、夫が王位を継承したことに伴いレティシアも王妃となりました。

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