
イギリス王室について、興味はあるけど詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、イギリス王室の歴史やメンバーについて紹介しています。イギリス王室について知りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
イギリス王室とは?

イギリス王室は、国王とその家族や親族で構成されています。王室の人々は、国の象徴的な存在です。
役割としては、各国との外交を行ったり、国内での公務を行ったりします。公務だけでなく、慈善活動にも積極的に取り組んでいるようです。
イギリス王室は多くの国民に慕われていますが、批判的な意見も存在します。それは王室が大量の財政援助を受けていることなどに起因するものです。
イギリス王室の歴史
イギリス王室の歴史は大変長いです。さらに、様々な王朝や君主が入れ替わったことから、非常に複雑な歴史となっています。
王室のはじまりは諸説あり

イングランド王国は9世紀に成立しました。成立後はノルマン朝やテューダー朝など、様々な王朝が入れ替わりながら国を治めてきました。
ステュアート朝のアン女王が亡くなった後、ドイツのハノーヴァー選帝侯国の王様であったジョージ1世が王位を継承します。そこからハノーヴァー朝が始まりました。
ハノーヴァー朝は現代の王室の血縁であることから、ジョージ1世が即位した1714年が王室の始まりであるといわれています。
しかし、イギリスは第一次世界大戦でドイツと対立しました。その際に、王朝名はウィンザー朝に変更されます。
このことから、変更された年の1917年が始まりであるとも考えられています。
王朝の移り変わりが激しく歴史は複雑

イングランド王国が成立してから、様々な王朝が移り変わって国を治めています。そのため、イギリスの歴史はとても複雑です。
最初に登場したのはノルマン朝です。イングランドを征服したノルマン人のウィリアム1世によって始められました。
その後はプランタジネット朝・ランカスター朝・ヨーク朝などが生まれ、次々に移り変わっていきました。
さらにテューダー朝・ステュアート朝・ハノーヴァー朝を経て、現代のウィンザー朝に至っています。
このように王朝が繰り返し入れ替わり、乱立した時代もあったことから、イギリス王室の歴史は複雑に絡み合っているのです。
現在のイギリス王室は?
Embed from Getty Images現在はウィンザー朝のチャールズ3世が国王として即位しています。王室のメンバーも、チャールズ国王の夫人や息子一家で構成されています。
かつてのイギリス王室は、国民との距離が遠い存在でした。厳しい決まりがあり立ち振る舞いなどが制限されていたことから、国民にとって近寄りがたい存在だったのです。
しかし、現在の王室はより親しみやすい存在に変わってきています。慈善活動への参加やSNSで情報を発信するなど、様々な取り組みが行われています。
これにより、イギリス王室は長い伝統を大切にしながら、より国民から慕われ信頼される存在となっているのです。
イギリス王室のメンバーは?

イギリス王室のメンバーには、国王の血縁やその家族となる人々がいます。
チャールズ国王
Embed from Getty Imagesチャールズ国王は、先代国王のエリザベス2世とその夫であるフィリップ殿下の長男です。
エリザベス女王が2022年9月8日に亡くなった後、君主として即位しました。即位当時の年齢は73歳で、国王最高齢即位の歴代1位となっています。
チャールズ国王はケンブリッジ大学を卒業後、軍隊に所属します。その後、ダイアナ元妃と結婚し、ウィリアムとヘンリーの二人の王子が誕生しました。
しかし、ダイアナ元妃が王室の生活に馴染めなかったことや、チャールズがカミラ夫人との不倫関係をもっていたことなどを理由に離婚します。
離婚後、ダイアナ元妃は交通事故死し、チャールズはカミラ夫人と再婚しました。現在では2人で国王・王妃としての公務を行っています。
カミラ夫人
Embed from Getty Imagesダイアナ元妃の死後、チャールズと婚姻を結んだ女性です。チャールズの国王即位に伴い、カミラ王妃と称されるようになりました。
2人の関係は、チャールズがダイアナ元妃と結婚する前に始まりました。しかし、結婚後もその関係は続き、ダイアナ元妃との離婚の大きな要因となっています。
そのことから、カミラ夫人は国民から良く思われないこともありました。
「王妃」を称さないのではないかとも言われましたが、エリザベス女王の声明もあり、チャールズが国王に即位してからは王妃として支えています。
ウィリアム皇太子
Embed from Getty Imagesウィリアム皇太子は、チャールズ国王の長男です。エリザベス女王の崩御により、王位継承順位は1位となりました。
ウィリアム皇太子は軍人として活躍した経歴をもちます。陸海空軍でそれぞれ大尉まで昇進しましたが、2013年に退役しました。
王室の儀礼や伝統を重んじる人物としても知られています。そのため、国民からの信頼度や人気が高いです。
将来的に、王位を継承してイギリスを統治することを期待されています。
キャサリン妃
Embed from Getty Imagesキャサリン妃は、2011年にウィリアムと結婚し王室に入りました。2人の間には3人の子供たちが誕生しています。
彼女は家庭内では妻や母親としての役割を果たしながら、王室の一員として公的な業務にも取り組んでいます。
さらに、慈善活動にも意欲的です。自身で慈善団体を設立したこともあります。
ファッションの面でも非常に注目度が高いです。常におしゃれなスタイルの彼女は、ファッションアイコンとしても知られています。
ウィリアム皇太子夫妻の子供たち
Embed from Getty Images夫妻の間に子供は3人います。第一子はジョージ王子です。2013年7月22日に誕生しました。
第二子は女の子で、シャーロットと名づけられました。誕生日は2015年5月2日です。
第三子はルイ王子といいます。2018年4月23日に誕生しました。
皇太子夫妻とその子供たちは、王室内でも注目度が高い存在です。多くの国民が皇太子夫妻の活躍と、子供たちの成長を見守っています。
先代国王は有名な女王、エリザベス2世
Embed from Getty Images先代の国王はエリザベス2世です。王室家族の中でも有名な存在で、多くの国民に慕われてきました。
国際的な交流も広く行っており、世界的にも有名な存在です。国内外の様々な公務・慈善活動などに積極的に取り組んだことでも知られています。
エリザベス女王は2022年9月8日に崩御しました。国内外を問わず、多くの人に惜しまれながらの別れでした。
在位期間は歴代最長
エリザベス女王が国王に即位したのは、1952年2月6日です。そこから2022年9月8日まで、およそ70年もの間在位していました。
この在位期間は、歴代のイギリス国王の中でも最長です。彼女は長い期間の中で、国内外問わず様々な公務や慈善事業に取り組みました。
国内に限らず、国外からも広く慕われた国王です。日本の皇室とも交流を深めており、お互いに親密な関係を築いています。
エリザベス女王の夫
エリザベス女王の夫はフィリップ王配です。女王とは1947年に結婚し、長らく彼女のことを支えてきました。
女王が即位した際には、軍人を退役して公務に専念するようになりました。伝統や儀礼を重んじ、様々な公務に真摯に取り組んでいます。
しかし、2021年4月に99歳で亡くなりました。73年という長い間、パートナーとして女王をサポートし続けたのです。
エリザベス女王の両親・兄弟は?
エリザベス女王の両親はジョージ6世とエリザベス1世です。ジョージ6世は国王に在位していましたが、短い期間で崩御したために彼女は25歳の若さで国王になります。
エリザベス女王には、マーガレット王女という妹が存在します。彼女は数多くの男性と恋愛し、1978年に結婚してスノードン伯爵夫人となりました。
その後、マーガレット夫人は2002年に亡くなり、後を追うような形で母のエリザベス王太后も逝去されました。
ヘンリー王子は王室を離脱…

ヘンリー王子はエリザベス女王とフィリップ王配の間に誕生した次男です。2018年にアメリカ人女優のメーガン・マークルさんと結婚し、注目を浴びました。
夫妻の王室での公務が期待されていましたが、2020年1月に王室からの離脱を発表します。その理由は、「プライベートな生活を送りたい」というものでした。
これによって王子は王室から離脱することになります。王室からの支援を受けず、自身の力で生計を立てるようになりました。
それに伴い、ヘンリー王子は「王子」を称することができなくなりました。離脱後は、「サセックス公爵」と呼ばれています。
王室は離脱しましたが、彼の王位継承順位は残されたままです。チャールズ3世が国王に即位し、サセックス公爵の順位は5位となっています。
イギリス王室の王位継承順位は?

王位継承順位とは、王室の最高位である王位を継承する順番のことです。順位が高い者が、次の王位を継承することになります。
この順位は、1701年に制定された王位継承法に基づいて決定されます。条件は、ハノーヴァー選帝侯妃ゾフィーの子孫であること・プロテスタントを信仰していることなどです。
王位継承法は、2013年に一部が改正されました。国王の直系子孫は優先的に順位が高くなりますが、男女に関係なく長子から順位が決められるようになったのです。
チャールズ国王が即位して、継承順位1位はウィリアム皇太子になりました。以下、皇太子の子供たちが2位・3位・4位と続き、王室を離脱したサセックス公爵が5位となっています。
日本の皇室ともゆかりが深い
Embed from Getty Imagesイギリス王室は、日本の皇室との関係が深いです。1869年から交流が始まり、およそ150年もの長きにわたって関係を築いています。
王室と皇室は、多くの国際的なイベントを通じて交流を続けてきました。お互いの国も訪問し、親善を深めています。
また、イギリス王室は日本の皇室のライフスタイルに多大な影響を与えました。昭和天皇が訪英を行った際、帰国後から洋服やトーストなどを嗜むようになったのです。
現在の皇室の衣装や儀式にも、イギリスからの影響がみられます。長い時間をかけて築かれた関係性は、影響を及ぼしながらさらに親密なものへと変化しているでしょう。
イギリス王室をもっと知りたいなら

イギリス王室に興味をもった方は、もっとくわしく調べてみると良いでしょう。
例えば、イギリスで行われているツアーには王室に関係する場所を訪れるものがあります。実際に自分で訪れることで、学べるものもあるでしょう。
博物館やミュージアムに行ってみることもおすすめです。王室の歴史を学ぶためのツアーもあるので、より詳しく理解するのに役立つでしょう。
もっと気軽に学びたいのであれば、イギリス王室を題材にしたドラマや映画などを見る方法があります。映像で見ることで実際の様子がイメージしやすくなるでしょう。
その他にも、本やウェブサイトなどで調べる方法があります。自分に適した方法で、王室について理解を深めていってください。
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