エリザベス女王陛下、国葬の日[7/7]崩御の後に

ライターPOINT DE VUE JAPON 編集部
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 2020年3月突然のハリー·メーガン夫妻のイギリス王室からの離脱報道、何事にも慌てることなく、冷静に対応されるイギリス王室バッキンガムも、些か驚かれ、当初報道は暫く混乱していました。

それもそのはず、王室離脱発表の大問題も、王室の誰れとも相談される事なく、肝心のエリザベス女王陛下さえ、一言の相談されることなく、マスメディアによる直撃発表となり、その手法に、多くの非難が集まっていました。特別に可愛いがっていた孫のハリー王子が女王陛下に、一言も事前に相談もなく、皇室離脱宣言!もう誰が聞いても、正気の沙汰ではないと考え、ハリーどうかしたの?多くの国民は、真顔で心配される異例の事態になっています。

この理由も、後で明らかになったように、一連の企画が大手マスコミと166億円の告白本出版契約の一部の演出効果であった事が知らされ、ハリーとメーガン夫妻の、ご自分達のためなら、王室も利用してしまう、生き方のマナーと、自己中心主義に2度驚かされ、その行儀の悪さに呆気にとられと言われています。日本でさえ、諺に、《武士は食わねど、高楊枝》などと言われる、侍の矜恃があり、貧しても鈍せずである。いずれにしても、誰れにも知らせないのが、サプライズ演出であったとわかり、ハリー&メーガンサセックス公爵夫人には非難轟々でありました。

発表迄に、お2人の心の葛藤、色々の悩みや苦渋の結果であるとしても、メーガンサセックス公爵はエリザベス女王陛下には、多くの心配をおかけし、結婚するために、どれだけの力添えと協力を頂いたかは、言う迄もなく、本人が1番よく知っているはずです。然も世界で最も伝統と格式のあるギリス王室に輿入れされたのである。今更その伝統と格式が不満だとは、どう言う了見なのと、結婚した動機さえ不純で、計画的だと、極端な論陣を張るジャーナリストも何人も名乗りでる始末。そもそも、王室離脱の本当の理由は、何処の王室にもある、王家の内輪の不満が、抑えきれず暴発したもので、兄弟間の不仲、特に王位継承第2位の長男に対する、嫉妬や妬みが主な原因になっています。ほんの何年か遅く生まれただけで、幼少期は兄弟平等に扱われたのに、18歳頃になると、急に本人達は知らないところで、王位継承2位の長男に対しての、王室内の扱いや待遇は、愕然と違ってきて、兄に対する言葉使いさえも、敬語を使い、変えなくてはならなくなり、最後には、兄に会うのすら、今迄のようには自由ではなくなり、2人の距離も、極端に離れてしまいます。ウィリアム王子とハリー王子は、亡き母、ダイアナが亡くなってからは、母の遺言にもあるように、どんな時にも、2人は仲良く力を合わせなさいとの言葉を信じて、生きようとしますが、兄ウィリアム王子が結婚し家庭を持ち、子供を授かってからは、2人の関係は今迄以上に疎遠になり、2人の王室での扱いの差が、経済的にも、社会的にも、目に見えて大きな格差が出来てしまいました。

お2人のイギリス王室での身分の差が、どうしてもハリー王子には理解できないで、鬱積していきます。特にメーガンと一緒になってからは、兄の家族と自分達家族への差別を苛立ちをもって過剰に反応していきます。エリザベス女王崩御の後に来るイギリス王室の暗雲とでも言うのでしょう。

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