デンマーク王室の歴史とは?家系図や現在の女王から王子・王女たちについても大調査!

ライターPOINT DE VUE JAPON編集部
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COPENHAGEN, DENMARK – APRIL 16: Crown Princess Mary of Denmark, Princess Isabella of Denmark, Crown Prince Frederik of Denmark, Prince Christian of Denmark, Queen Margrethe of Denmark, Henrik The Prince Consort of Denmark, Prince Henrik of Denmark, Prince Joachim of Denmark, Princess Marie of Denmark, Prince Felix of Denmark and Prince Nikolai of Denmark attend Queen Margrethe’s 70th Birthday Celebrations at Amaienborg Castle on April 16, 2010 in Copenhagen, Denmark. (Photo by Schiller Graphics/Getty Images)

デンマークには現在、ヨーロッパ唯一の女王がいるとご存じですか。長身で美しい女王や皇太子妃などは度々話題になっています。

現女王であるマルグレーテ女王の人柄や生い立ち・息子たちやその子供たちに関してわかりやすく紹介しましょう。なかなか馴染みの無いデンマーク王室ですが女王をはじめとても魅力的な方がいます。

デンマーク王室について知りたい方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

デンマーク王室には長い歴史がある

デンマーク王室は、北欧諸国の中でも特に長い歴史を持つ王室です。なんと紀元前660年まで遡り、世界でも歴史の長い王室の1つといわれています。

古代デンマークでは、9世紀以前から王室が存在しました。ハーラル1世は現在のデンマークとスウェーデン南部を統一し王室を築いたとされています。

その後、10世紀以降、デンマーク王国は欧州で最初に国家統一を成し遂げ、王室は強固な地位を確立しました。

13世紀には、デンマーク王室はスカンジナビア半島の諸国を統治し、15世紀にはデンマーク・ノルウェー・スウェーデンを統一したデンマーク・ノルウェー王国を創設します。17世紀には、デンマーク王室はスウェーデンを含むスカンジナビア諸国を統治していました。

18世紀以降、デンマーク王室はモンゴル帝国やロシア帝国との戦争や、ナポレオン戦争などで多大な苦しみを強いられました。その後、20世紀に入り、デンマークは独立国家として再建され、デンマーク王室は現在に至るまで存続しています。

現在のデンマーク王室は、王室制度を採用しており、王位の継承は男子継承制です。また、デンマーク王室は、デンマークをはじめとするスカンジナビア諸国で最も古い王室であり、欧州諸国でも最古の王室の1つです。

デンマーク王室の歴史

デンマーク王室の歴史は非常に古く、古代デンマークでは9世紀以前から王室が存在していました。その後、10世紀以降デンマーク王国は欧州で最初に国家統一を成し遂げ、王室は強固な地位を確立しました。

13世紀には、デンマーク王室はスカンジナビア半島の諸国を統治し、1380年からカルマル同盟成立後にノルウェーとの同君連合国家が誕生します。

それから1814年まで同じ国王でしたが1523年に同名自体は解体し、二重王国となっています。18世紀以降、デンマーク王室はロシア帝国との戦争やナポレオン戦争などで多大な苦しみを強いられました。

その後、20世紀に入り、デンマークは独立国家として再建され、デンマーク王室は現在に至るまで存続しています。現在のデンマーク王室は、王室制度を採用しており、王位の継承は男子優先長子相続制です。

現在のデンマーク女王・マルグレーテ女王

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現在のデンマーク女王は、マルグレーテ・フリーデリクセン女王です。彼女は1972年4月16日に生まれました。現在ヨーロッパで唯一の女王です。

実は産まれたころは女王になるつもりはありませんでした。ではなぜ女王になったのか、また実は愛煙家など彼女の人柄やプライベートがわかるようなエピソードもご紹介します。

前国王フレゼリク9世とイングリッド王妃の第一子

マルグレーテ女王は、デンマーク王室の第1子であり、デンマーク王フレデリク9世とスウェーデン王女であるイングリッド・アヴ・スヴェーリエ王妃の間に生まれます。

当時、デンマークの王位は長男相続制でした。しかし、フレデリク9世には娘が3人しかおらず、王位を継承できる息子がいませんでした。

そのため、法律が改訂され男児優先長子相続制へ変更され、マルグレーテ女王は王位継承権を獲得しました。

そして1972年1月14日、父親のフレデリク9世が崩御したことで女王へ即位し、デンマーク初の女王が誕生します。

王位継承権を得た当初はまだ13歳だったこともあり、女王になるつもりはなく「普通の女の子のように結婚し、普通の暮らしをしたい」と思っていたそうです。

しかし、即位後は国家元首として様々な公務に取り組み立派に女王としての務めをはたしています。気さくな性格と民意を大事にする姿勢からも、多くの国民から支持されているようです。

また、18cm近い長身と美しいドレス姿が度々話題になっています。マルグレーテ女王は実は服飾デザイナーとしての顔も持っているのです。華やかで品のある服装は年齢を重ねても美しいと注目されています。

夫はヘンリック王配、二男を儲ける

1967年6月10日マルグレーテ女王が当時27歳のとき、フランスの伯爵家出身で外交官をしていたアンリ・マリ・ジャン・アンドレ・ド・ラボルド・ド・モンペザと結婚しました。

その後アンリ・マリ・ジャン・アンドレ・ド・ラボルド・ド・モンペザはヘンリック王配という称号になります。ヘンリック王配からもうアプローチしたそうです。

外交官をしていた王配ですが、当時話せた言語はフランス語・英語・ベトナム語・中国語とマルチリンガルでしたが、デンマーク語は話せませんでした。

しかし、結婚後にデンマーク国民となって、すぐにデンマーク語も習得したそうです。元々4か国語も扱うマルチリンガルで尊敬しますが、愛する人と話すために新たに言語を習得するとは愛を感じますね。

現在は2人の息子と8人の孫がおり、毎年家族全員集まります。公開された家族写真は人数が多く圧巻です。故エリザベス女王が亡くなった後はヨーロッパ唯一の女王になり、現在も現役で公務にあたっています。

実は愛煙家?

マルグレーテ女王は実はかなりのヘビースモーカーといわれています。公務の合間にタバコを吸う姿も写真に収められており、ドレスでタバコを吸う姿はセクシーですね。

タバコは健康への被害が注目され、近年日本では吸う場所などが厳しく制限されています。マルグレーテ女王は高齢なため、新型コロナウイルスに罹患したときは各国から心配の声が上がりました。

しかし、復帰後すぐに公務へ復帰するなどまだまだ元気な姿を見せてくれています。

語学堪能で「指輪物語」のデンマーク訳や挿絵を担当したことも

マルグレーテ女王は「指輪物語」という本の挿絵を描いており、芸術的なセンスがあることでも有名です。「ロード・オブ・ザ・リング」という方が馴染みがあるのではないでしょうか。

実は元々、マルグレーテ女王が「指輪物語」を非常に気に入って偽名を使用し作者のJ・R・R・トールキンへイラストを送りました。作者の死後にイラストが発見されます。

これが女王即位前にマルグレーテ女王が送ったものだと発覚したのです。偽名を使用していたため女王が描いたものだと作者は知らなかったかもしれません。

しかし、イラストを気に入ったようで何度か文通もしていたといわれています。

マルグレーテ女王は服飾デザイナーとしての顔も

デンマーク女王のマルグレーテ女王は、服飾デザイナーとしての顔も持っています。彼女は、自身が手掛ける服やアクセサリーが、世界中で注目を集めています。

着用するドレスも上品で鮮やかなものばかりで美しいと評判です。そのようなファッションセンスがあるマルグレーテ女王は、Netflixでファンタジー映画のセット作成や衣装の仕事をしています。

他にも2018年にデンマーク王立バレエ団の公演で制作及び衣装を手がけるなど、デザイナーとして力を発揮しています。

Netflixで衣装やセット作成を担当した作品の監督も絶賛しており、芸術的なセンスがあるといえるでしょう。

マルグレーテ女王の長子・フレデリック王太子

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フレデリック王太子はマルグレーテ女王の長男で、現在王位継承権第1位です。1968年5月26日に産まれます。ハーバード大学で政治学を専攻しており、高い学力を持つ方です。

3ヶ月間ニューヨーク国際連合本部で、デンマーク国連大使のもとで勤務したり、パリの駐仏デンマーク大使館で一等書記官として勤務したり、国王になるため外交などに関わる仕事を経験しています。

東日本大震災の際は義援金を送るなど日本とも関係があり、このエピソードから聡明なだけでなく心優しい人だとわかります。

メアリー皇太子妃と結婚、二男二女を儲ける

フレデリック王太子は2000年に開かれたシドニーオリンピックで観覧するために、訪れたオーストラリアで豪州人女性メアリー・ドナルドソンと出会います。

このとき、自分がデンマークの王太子だと伝えず、偽名で話していませんでした。そのため、メアリー皇太子妃は友人から教えられるまで王族だと気が付かなかったそうです。

2004年5月14日に結婚し、4人の子供に恵まれます。

2人の王子

2005年10月15日に長男のクリスチャン王子、2011年1月8日に次男のヴィンセント王子が誕生します。

フレデリック王太子はデンマーク王室で初めて保育園に通い、その後公立小学校へ通いました。長男のクリスチャン王子が王位継承権第2位、次男のヴィンセント王子が王位継承権第4位です。

2人の王女

2007年4月21日に長女のイザベラ王女、2011年1月8日に次女のヨセフィーネ王女が生まれます。次女のヨセフィーネは次男であるヴィンセント王子と双子です。

長女のイザベラ王女は王位継承権第3位、ヨセフィーネ王女は王位継承権第5位です。2013年8月から兄のクリスチャンと同じ公立学校へ通っています。

マルグレーテ女王の次男・ヨアキム王子

マルグレーテ女王の次男であるヨアキム王子は、1969年6月7日生まれです。彼の王位継承権は、兄であるフレデリック王太子とフレデリック王太子の子供たちの後、王位継承権第6位です。

ギムナジウムで勉学に励み、卒業後は経済学を学んでいます。そして、1987年より軍に在籍し、2005年に少佐になりました。

1995年11月18日、香港出身のアレクサンドラ・マンリーと結婚しますが、後に離婚。2007年10月3日にフランス人女性マリー・カヴァリエと再婚しました。

前妻の間に2人、マンリー妃との間に2人の合計4名の子供がいます。

アレクサンドラ前妃と結婚、二男を儲ける

1999年8月28日にニコライ王子、2002年7月22日にフェリックス王女が誕生します。ニコライ王子は高校卒業後ファッションモデルをしています。

バーバリーやディオールなど有名ブランドのランウェイを歩いており、モデルとして成功しているのです。ファッションセンスなどはマルグレーテ女王譲りかも知れませんね。

マリー夫人と再婚、一男一女を儲ける

マリー夫人は2009年5月4日にヘンリック王子、2012年1月24日にアテナ王女を出産しました。子宝にも恵まれ幸せいっぱいの中、問題が起こります。

2022年9月28日にデンマーク王室はヨアキム王子の子供たち4人の王位継承権を剥奪すると発表しました。不仲でもないのに突然なぜこのようになったかというとマルグレーテ女王の配慮でした。

マルグレーテ女王は大人になったとき、公務を気にせず好きな職業につけるよう王位継承権を剥奪しようと考えているようです。決して王族から追い出されるようなネガティブな理由では無いようです。

実際に長男のニコライ王子はモデルとして世界で活躍しているため、好きな仕事へ集中してほしいという祖母としてのやさしさから決めたことなのでしょう。

ただ、突然のことだったためニコライ王子と妻のマンリー妃はショックを受けているようです。子供たちも追放されてしまったと感じているようで誤解が生じてしまいました。

マルグレーテ女王は傷つけてしまったことを謝罪します。しかし、決定内容は変わらず2023年1月1日以降王子や王妃として名乗れなくなります。

デンマーク王室の王位継承権は?

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デンマーク王室の王位継承権は前述した通り、マルグレーテ女王が13歳の時に長男相続制から男児優先長子相続制へ変化しました。

その結果、現在の王位継承権第1位はマルグレーテ女王の長男であるフレデリック王太子です。

王位継承権第2位はフレデリック王太子の長男であるクリスチャン王子、第3位は長女のイザベラ王女、第4位は次男のヴィンセント王子、第5位はヨセフィーネ王女と続きます。

フレデリック王太子の弟でマルグレーテ女王の次男であるヨアキム王子は王位継承権第6位です。その後にヨアキム王子の子供たち4人が続いていましたが、王位継承権剥奪が決まりました。

2023年1月1日以降は王位継承権が無くなります。

メアリー皇太子妃はファッションでも注目されている

フレデリック王太子の妻であるメアリー王太子妃の服装は、知性にあふれ上品で親しみがありプリンセスとして素晴らしいと称賛されています。

メアリー皇太子妃はタスマニア大学で商業と法律を学んでいます。その後、大手広告エージェンシーで働きながら大学院へ通い、修士号を取得した努力家です。

キャリアウーマンなメアリー皇太子と出会ったのは、なんとパブでした。フレデリック王太子が一目ぼれし交際に発展したそうです。

すらっとした長身に整った顔立ちは非常に美しく、世界中の注目を集めています。結婚前はデニムなどカジュアルな服装を好んでいたようですが、結婚後はワンピースなどエレガントな服装を多くしています。

パンツスタイルやデニムなどを着用するときはジャケットを合わせており、王族としての品の良さも損ねません。

どのような場面でも品が良く、しかしシンプルながら華やかなファッションは度々注目されているのです。

デンマーク王室についてもっと知りたいなら

今回はデンマーク王室に関してマルグレーテ女王を中心に紹介しました。マルグレーテ女王の魅力や息子である王太子たちのことも日本ではあまり報道されないため、知らなかった方も多いでしょう。

特に孫のニコラス王子がモデルをしているなど意外な事実もあったのではないでしょうか。他にも本サイトではデンマーク王室を始めとした各国の王室に関する情報を発信しています。

デンマーク王室についてさらに詳しく知りたいならば、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

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